概要 / Overview

ブルーアーカイブ3周年を記念して,先生の3年間をイメージしたファンアート映像を合作しました!! 
Music : 
・Connexio (https://twitter.com/connexio_c ) 
Movie:
・宮原りん (https://twitter.com/miyhr_in ) - Direction , Composite , Rendering , Modering 
・みかんばこ (https://twitter.com/mikan_box0325 ) - The Shittim Chest (0:24 ~ 0:30) , Motion Graphics , Composite , Animation , Modeling 
・塩のめ (https://twitter.com/shionoME33) - Arona & Plana 3D models 

Composite Support:
 yawa (https://twitter.com/yawwa_) 

この映像はブルーアーカイブのファンアートです。
 This movie is fan made. 
https://3rd-anniversary.bluearchive.jp/#/ 
うまく埋め込めなかったのでスクショで申し訳ありません。
https://twitter.com/Blue_ArchiveJP/status/1781620756805456285
概要だけで終わるのは勿体無いので,メモ的にいろいろ書きます.

1.はじめに
 宮原です。お久しぶりです!
 映像を見ていただきありがとうございました。また,このポートフォリオサイトにもアクセスいただきありがとうございます!!!
 ブルアカらいぶで流れたとき4人全員びっくりでした。こうした機会をいただき、本当にありがとうございます。
 私自身ブルアカがめちゃめちゃ好きですし,これからも好きであり続けたいと思っております。

今年に入ってから最終編まで一気に読み終えたところで「3周年ファンアート募集」の告知を見たので,これはやるしかないだろうと思い制作に取り掛かりました。
 テーマは「ブルアカとの思い出」です。
一人で作るより合作したほうが楽しい+良い物が作れるので,Connexioさん,みかんばこさん,塩のめさんにお声がけした次第です。本当にありがとうございました!!!!!
映像とブルアカの両方をやっていなければこの3人には出会えなかったと思いますし,その中で同じ映像を作り,賞をいただけたのは奇跡だと思います。
また,yawaさんもコンポジットサポートとしてありがとうございました。

2.気をつけた点
ブルアカのストーリーを読んだことがない人には「ブルアカやってみたいな」と思わせる一方で,ブルアカのストーリーをすでに読んでる人は「ブルアカとの思い出」を振り返れる映像とすること。
この映像の主人公は視聴者自身です。
"大事なのは経験ではなく,選択."
私達4人自身のブルアカの思い出でもある一方で,視聴者にとっての「選択」を振り返る映像でもある。
そんな作品を目指しました。
ネタバレは含んでおりませんが,「ストーリーを読んでればわかる」小ネタは含んでおります。ぜひ隅々まで見てください。

3.内容
 シャーレの先生である私達にとっての「ブルアカとの思い出」はブルアカと出会ったところから始まるはずです。スマホに勝手にブルアカが入ったわけではなく,自らの意思でブルアカを入れ,「先生」を選んだ瞬間があるはずです
 シャーレの先生でもある一方で,現実世界に生きる一人の人間でもあるそこをいかにしてリンクさせ,映像化するかという点を重視してストーリーを制作しました
 ブルアカのチュートリアルは何者かと電車で話しているシーンから始まります。
 ここに繋げるため,「電車を通してキヴォトスと現実世界を行き来する」コンセプトで作りました。
 キヴォトスで3年間を過ごし,最後は「タイムカードを切り,電車に乗る」という行為で先生としての業務を終え,現実世界に戻ります。

↓ネタバレなので白文字です(選択して読んでください)↓
 つまり,現実世界に戻る際は,最終編の連邦生徒会長と話しているシーンから戻るわけです.
4.シーン解説
基本的にモデルは私達3人で制作しております。(記載がない箇所は宮原が制作)
めちゃめちゃ気合入れてモデリングしました。

↓映像・音声ともに宮原りん↓

2021年2月4日,朝7時24分。
いつも通り,山手線に乗ろうとします。
(装備T1の時の時計ですね)
ホームに上がると,ブルアカの広告を目にします。
ここで「自分」はブルアカが今日リリースされることを知るわけです。
電車は次の目白駅を目指して進んでいきます。
外のビル群はKitbash3Dで販売されているモデルを使用。(逆に言えばKitbash3D使ってるのはここだけです)
せっかくだし,さっき知ったブルアカを入れてみるか・・・と思いインストールすると,電車はトンネルに入ります。

↓スマホ画面・キャラクターアニメーション:みかんばこ↓
↓レンダリング・コンポジット:宮原りん↓
↓映像:宮原りん↓
↓音楽:Connexio↓
トンネルを抜けるとキヴォトスに。
何者かと電車で話しているシーンに繋がります。
目白駅を目指していたはずの電車が次に停まるのは「連邦生徒会事務局」。
ここからチュートリアルに繋がります。
↓靴:みかんばこ↓
↓レンダリング・コンポジット:宮原りん↓
連邦生徒会室を後にし,シャーレオフィスを訪れたことで「先生」となったことに気づきます。
↓シッテムの箱:みかんばこ↓
↓シャーレオフィス・レンダリング・コンポジット:宮原りん↓
↓映像:みかんばこ↓
↓アロナ:塩のめ↓
ここでチュートリアルが終わり,任務に入ります。
先生が様々な学園で送ってきた「日常」を映し出すシーンを制作しました。
↓映像:宮原りん↓
トリニティ
↓飛行船・エンジェル24モデル:みかんばこ↓
↓レンダリング・コンポジット:宮原りん↓
任務の画面
↓映像:宮原りん↓
便利屋オフィス
名刺も作りました
良い名刺を作りたがるわりにお金がなく,全員分の名刺を用意できなさそうだなと思ったので,「全員で1枚の名刺」という設定にしました。
カヨコの銃もモデリングしました,左がワイヤフレームです。
仕事をする際,アルちゃんがカッコいい作戦画面を用意するが,パソコンの性能が良くないので途中で止まってしまう。
⇒ゲームのようなブリーフィング画面を用意していたら面白いなと思ったので.
↓コンポジットサポート:yawa↓
エンジニア部の部室
↓机・HDRI:みかんばこ↓
↓プラナ:塩のめ↓
↓レンダリング・コンポジット:宮原りん↓
シャーレでのお仕事が終わり,退勤する自分。
↓映像:宮原りん↓
めっちゃ激務ですね...
シロコとのメモロビから「先生は通勤にTラインを使っている」という情報を得たのでTラインで帰宅。
トンネルを抜ければ現実世界に戻り,気がつけば電車は池袋に。
電車の背後には「ブルーアーカイブ3周年」の広告が。
5.ワークフロー(おまけ)
1:リファレンス用アートボードを作成し,おおまかなシーンの方向性を決める
左上のCGはけむさんのREEL(https://youtu.be/Jttiqs0sMyE?t=20)より引用しております。
なんとなく頭で浮かべてるものに近い画像をいくつか探してきて,並べるだけでもシーンの方向性がより具体的になるのでオススメです。
2:Cinema4Dで実際にシーンを組みつつ,必要に応じてIllustratorとPhotoshopでテクスチャを作る

3:AfterEffectsでコンポジット,完成
ここは1のアートボードと見比べながら頭の中で方向性を決めつつやっていく感じです。
そのシーンを組むためには何が必要かを頭の中で分解し,コンポジットします。

You may also like

Back to Top